ここ数日、いろいろ躓いてばかりな気がしますが、今度は VirtualBox のお話です。
毎回だらだらと長い文章になってしまうので、簡潔に書いてみます。
問題:ホストオンリーアダプタのネットワークでホストマシンだけ接続できない
結論:以前の設定が悪さをしてる場合があるので、未使用のサブネットアドレスを割り当ててみると改善される事がある
以上… では説明不足ですよね、はい。
まず VirtualBox の仮想マシンでホストオンリーネットワークアダプタを使っていました。
それで、ホストマシン(VirtualBox 自体を実行してる方ですね)をスリープしてから復帰すると、ホストだけが該当のネットワークで通信できない状態になっていました。
その間もゲストマシン(仮想マシンの方です)同士では問題無く通信できていました。
このような状況でも、最近までは仮想マシンを利用しての開発が無かったので特に問題ありませんでした。
ところが、ここ数日で やれDockerだ common lisp だと仮想マシンを使い倒すようになったため、この接続不良による再起動の嵐が非常に面倒になりました。
同じ問題で悩んでいる人がいるかと思い google 先生に検索してもらって幾つか事例を見て回ったのですが、現象が微妙に違っていたり、書いてある通りに試してみても効き目が無かったりと、うまくいきませんでした。
しかも、途中から「コントロールパネルのネットワークアダプタを無効にするとアイコンが消える」という新たな問題も発生したのです。
その後紆余曲折があり、最終的にはクリーンな状態になるよう
- 今あるホストオンリーアダプタを全部削除
- 再起動
- 今のバージョン(Ver 5.0.x)をアンインストール
- 再起動
- 以前のバージョン(ver 4.3.x)をインストール
- 再起動
- ホストオンリーアダプタを新規追加
- 再起動
- 仮想マシンのネットワークアダプタを新しいのに変更
という作業をして、接続を試しました。
ところがやっぱり駄目で、途方に暮れかけた時にゲスト側に不自然な点を発見したのです。
この時は VirtualBox の設定で DHCP サーバを OFF にしてあったのですが、何故かゲストが DHCP で IP アドレスを取得していました。
不思議に思って別のサブネットに変更してみたところ、それが大当りだったらしく嘘のように素直に仮想マシンと通信できるようになったのです。
それまでに散々いじったので、最後のサブネット変更が決定打だと言い切ることはできませんが、これが最も有力だと思います。
思い返してみると、確かに以前ホストオンリーアダプタを作成したまま virtualbox をアンインストールしたことがありました。
その後に新バージョンを入れ直した時にも、何故かインストール直後にアダプタが有り、気になった覚えもあります。
このような点から、最初に書いた結論が導きだされた次第です。
この記事が解決事例の一つとして、どなたかの参考になればいいなと思います。